（ 2009/02/25） 眠れないよ～る～♪

君のせいだよ～～♪♪

まるまの新刊を読みました。前/は/マ/の/つ/く/鉄/格/子！というわけで脳内を囚人あとべが駆け巡っていますね～む～れ～な～い～！あとべさんはたとえ牢獄に囚われていようとも変わらず偉そうに堂堂と振舞ってくれそうですというかそうに違いない！なんであとべが囚われるんだよとかそういうのは聞かないおやくそくです。多分お偉様方の陰謀とか策略とかにかかったんだよ！（それはそれでどうなの）以下、あとべが囚人という意味不明で無駄に長い妄想です。

あとべが囚人である場合、まず看守はだれか、というところが気になってならないのですが、とりあえずここは無難にかばじでいきます。おしたりは裁判官。長太郎が敵側にいてくれるととても美味しいのですが、ここも無難にあとべ氏の弁護をしていただきます。てづかは検事、見事な手腕であとべを追い詰めてくれるといい。それを証人として立派に固めていくのは不二です。手塚のためならなんだってやるよ！＾▽＾

そしてここでわたしの大好物あとしし要素ですが、ある日ひょっこりどこかから来たししどくんが、あとべ氏の独房にあらわれるとよいと思います。なんでとか聞かない。あらわれるんです。びっくりするあとべ氏。ししどは「なーんだ、こんなとこ入ってっから、もっとこえー人かと思った」とか勝手なことを言って勝手に喋り勝手に帰っていきます。帰り際に「またな」と告げて。次の日、弁護士の鳳です、と名乗って房に入ってきた青年が連れているのはなんと昨日の少年！「また会ったな。初めましてししどです」

それからというものしょっちゅうししどはあとべの独房にやってくるようになり、あとべもいつのまにかししどが来るのを楽しみにするようになって・・・ここからはまあ普通にラブをはぐくみます。ここ出たらテニスやろうな、とししどと約束を交わすあとべ氏。ぜったい負けないぜ、と瞳を輝かすししどを見て、あとべさんもきらきら輝いていたころの気持ちを取り戻すといい。そしてここを出てからというのを夢見るようになるといい。

しかしここでししどくんがあとべ氏を拘束するよう動いた黒幕的な何かにさらわれるとか拉致されるとかそういう事件があると良いです。そのほうがわたし好みなので＾＾＾＾長太郎はなんだかんだ言ってもちろんあとべよりししどが大事なのでししどを人質に脅されたらあとべの裁判でわざと負けるくらいのことはしちゃうと思います。あとべ、絶対絶命・・・！さて、こっからが本番ですね！

「あとべ、こっから出してあげるＣ」救世主・じろー登場。「けど交換条件。俺さ、マジマジぶっ潰して欲Ｃヤツがいるんだよねー」「こいつなんだけど」写真を取り出すじろー。その人物こそ、あとべを監獄へ放り込んだ騒動の黒幕。「こいつを殺してくれるって言うんなら、ここから出してあげる」凄い二択です。自分が死ぬか、ヤツが死ぬか。しかもあとべ氏にとってその人物は恩人のようなものだとなお良いです。「俺様には・・・」「でもこいつがあとべここに入れたんだよー」悩むあとべ。「わかった。ここから出せ。」

ここから先はとんとん拍子に話が進みます。牢獄から出たあとべは、自分を牢へと追いやった彼を潰すため、そしてししどを取り返すため、ターゲットのいるマンションへと単身向かいます。

単身といっても、多分最初から「俺ぜってえ役に立つＣ！」とじろーは付いてきているでしょうし、房を出るときにかばじも「ウス」と付いてきていると思います。「つれへんなあ、おんなじ大学卒業した仲やんか」とおしたり裁判官も付いてくるでしょうし「ゆーしが行くなら」ときっと岳人も付いて来ます。鳳もきっとわんわん泣いて謝りつつも「ししどさんを取り返します。ぜったいに」と付いてくると思います。要するにあとべはみんなに好かれているという話ですね。いいことだ。

ターゲットのいるマンションの一室に辿り着くと、そこでは不適な笑みを浮かべた男がししどをすぐ横に置いて待っています。「ふふ・・・よく来たな。ご苦労、逝ってよし」「すみませんがそれは無理ですねえ監督」「お前に何が出来る、あとべよ・・・お前が一歩でも動けばししどを撃つ」「ふっ・・・それはこちらのセリフですよ」　パチン！

「おっけー、あとべ！」屋上でスタンバっていた岳人が腰に縄を巻いた状態で飛び降りてきます。もちろんその縄を全力で引っ張っているのはおしたりです。「がっくん、早くして手がしむ・・・！」４３の部屋の窓から飛び込んできた岳人はその勢いでししどを突き飛ばし、４３から離します。そのししどを前に飛び出してキャッチする長太郎。「ししどさ・・・ッ　ごめんなさいごめんなさいごめッ・・・」「・・・ばかやろう泣くのはあとだ、長太郎」「グズッ・・・はい・・・！」

「くっ・・・」切り札だったししどを取られ、こうなったらと赤いボタンに手を伸ばす４３。多分すごい装置とかがついてて、押したら逃げれるんです、多分。しかしそんなのを見逃すあとべではありません。パチン！もう一度指を鳴らすと、窓の外からバラバラバラバラッと凄い音が。４３が窓の外を振り返ると同時にパンッという音がして赤いボタンに延ばそうとしていた手に激痛。窓の外に浮かぶヘリからの攻撃です。「へへッ痛かったあ？次はマジマジ耳だＣ」「・・・らぴゅたか」

上にも下にも前にも後にも敵に囲まれ、負けを悟る榊太郎４３。「もはやこれまで、か・・・」すうっと右腕をあげます。その手には黒光りする銃が。「・・・！監督！！」「敗者は切り捨てだ。自分もまた、例外ではない」　パンッ！ばたり。
「あの空の向こうに・・・らぴゅたがあるんだ・・・逝って・・・よし・・・」

こうして事件は幕を閉じ、あとべは元の生活に戻り、４３の会社も引き継ぎ、もっともっとお金持ちになって、長太郎の猛反対に合いつつもししどを嫁に引き取り、その後の人生をなんだかんだで楽しく過ごしたのでした・・・しかし幸せな人生を送りつつも、４３の命日には、かならずあのメンバーで集まって、故人を悼んだそうです・・・ってなんだこりゃ。長々語ったわりにたいしたオチがつかんかったっていう・・・本当、読んで下さった方、ありがとうございます。そしてごめんなさい。でも・・・楽しかった！！笑　

自己満足自己満足＾▽＾